[コメント] 天使とデート(1987/米)
高校時代、オレの友達が「信じられないものを観た」と言ってレンタルビデオを又貸ししてくれた。ベアールの美しさに度肝を抜かれ、友達の言葉に納得した。ビデオの延滞金はオレが払った。
この映画の頃のベアールは、英語を喋れないフランスの若手女優にすぎなかった。三流コメディ『天使とデート』には美貌を買われて出演したに過ぎない。こののち彼女は母国フランスで女優としての格をどんどん上げていった。しかし彼女の出演作の中で、ベタな三流コメディ『天使とデート』以上に観客を幸福にする映画は1本もなかった。彼女は最も美しかった時期を、くどくど能書き垂れるだけのフランス映画で浪費してしまった。これは地球的規模の損失だった。
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