[コメント] RE:cycle of the PENGUINDRUM 劇場版 輪るピングドラム [前編] 君の列車は生存戦略(2022/日)
テレビシリーズと映画の、遠い距離を感じる。
「輪るピングドラム」はメチャクチャ変なアニメ監督の幾原邦彦が作ったメチャクチャ変なアニメである。アニメの放送を観て、なんて変なんだ! と驚かされて、その1週間後にまた、なんて変なんだ! と驚かされる。それが半年続く。テレビで1週おきに観ていても変な話を、高密度で2時間観るのはかなりしんどかった。テレビシリーズは、あれでテレビ視聴に最適化してたんである。たとえばテレビではお約束のように毎週生存戦略、毎週ロックオーバージャパンしてたのが、映画になるとうまく機能しない。映画の流れになっていない。よくよく考えれば、これってメチャクチャ映画に向いてないアニメだなあ。たぶん後編は劇場では観ないかなあ。
あとテレビシリーズの時から思ってたんだが、幾原監督はモブをピクトグラムで描く。これイヤなんだよなあ。いい悪いじゃなくてなんか怖いんだよな、作品以上に幾原監督が。肝心なところでは絶対に気を許せない、容易く信用してはならぬ作り手と思う。
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