[コメント] カレンダー・ガールズ(2003/英)
本作の感動の所以は、カレンダー作成の元となった亡夫の存在感が最後まで消えなかったこと。決して長くはない彼の登場時間を考えるとこれはすごい。個人的にはこれらの濃度がより濃かった成功に至るまでの前半が特に好き。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ただ、後半、成功してからのカラーが一変したことだけは残念。あのアメリカ篇はわからないでもないが、あそこまではしゃがれると観ている側としてはややトーンダウン。
私としてはむしろ事実には反するのかもしれないが、途中で置き去りにされた息子との確執のエピソードがきちんと整理された、ヨークシャーの話として終わるそんな物語を観てみたかったのだが、それは欲というものだろうか。
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