[コメント] ユー・ガット・メール(1998/米)
こんな映画があってもいいんじゃないかと思えるようになってきた。こんな出来事が実際にあっても別にいいじゃないかと思えるようになってきた。もしかしたら、疲れているのかもしれない。人生に疲れているのかもしれない。でも、なんだかホロッとしてしまったのですよ、信じられないことに。
まあ、現実は、ネット空間も出会い系サイトもイカレ女の巣窟というか、現代社会の歪みまくったディスコミュニケーション空間なんだけど、我々は「もしかこいつメグ・ライアン?」な気持ちを忘れてはならないのだろう。
一時期、仕事で出会い系サイトやテレクラ(ブーム後かと思いきや、初代援交世代がカムバックしてるのです)を取材しまくっていたのだけど、本当に歪んでますな。狂ってます。セックスできればそりゃあ嬉しいけど、基本マジメな僕は「おまえ、ちょっとは俺に心を開いたら? なにか鬱屈したココロを抱えてるんちゃうの?」と思うこともしばしば。余計なお世話ですね。ウザイですね。ウザがられるから声には出さないが。
ってか、そんなに簡単に身体を許すな、と言いたい。自分のことを棚に上げて言いたい。修行僧のようにストイックになるべきだ、と言いたい。なに? もしか僕は年を取ってしまったのだろうか? でも、まだ26だよ。やりたい盛りのはずなのに、どうなっちゃったんだろう。無論、世の中の大半の素敵な女の人は至極フツーだということはもちろん認識しております。
いやはや、相変わらずどーでもいいことで恐縮です。しかし、そんなこんながあって、ここのところ性欲がめっきり減退してしまいました。性交に至らず、女の子が隣でスヤスヤ寝息を立てているのを見ているだけのが幸せ。添い寝してくれているだけでハッピー。むしろセックスさせるな、とすら思う。それはそれで僕も歪んでいるような気がするな。なんてこったい。
生きにくい時代だぜ。
そう思いませんか?
ほいで、それはある意味では凄くどうでもいいことだし、そんなことを考えるのは凄くナンセンスなのかもしれないけど、ある意味ではとても悲しいことのような気がする。「メグ・ライアン」以外、映画とはまったく接点のないレビューでしたが、それはそれでいつものことなのでご勘弁。
あなたのハートは満ち足りていますか?
僕のハートは酷く渇いていて、イカレ女どころかなんてことはない、自分がただのイカレ男だった。こんなどーしよーもないオチまで付いてくるという有様で、毎日が快速の電車のスピードで過ぎ去っていきます。
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