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[コメント] コンタクト(1997/米)

ドラマは退屈だが、美しいCGは一見の価値あり。安っぽいCGが安易に使われがちな今日この頃、これはCGを使って正解。CGの上手な使い方のお手本的映画。
空イグアナ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







何せ描かれるのが、星々その他、光に満ちた世界だから。光や液体など、「固体以外のもの」を描くのは、CGの得意分野。オープニングからCGの特性を生かして宇宙を描いてくれる。

実際の宇宙飛行士にも、宇宙を体験して人生観が変わったという人がいるらしいが、ジョディ・フォスターも同じ体験をする。彼女が「言葉にできない。」「詩人が来ればよかった。」と呟く星々も、CGならでは。

マシンが光を放ち、それを反射する海も、ジョディが行きつく「幻の世界」も、どちらも一目でCGとわかる代物。でも、「見るからにCG」だからこそ美しい。ミニチュアや本物の海ではこの美しさはあらわせない。

でもやっぱりテロリストに爆破されるマシンや、宙を漂う方位磁石のペンダントなど、固体を描いたCGが安っぽい。

(評価:★3)

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