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[コメント] セブン(1995/米)

皆が面白いというから見てみたけど・・・そこまで面白いとは思わなかった・・・。 2002年6月19日追加コメント
ねこすけ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







しかし惨酷な殺人の手口は圧倒された。犯人がケビン・スペイシーって事はかなりあとに知った。

―――――

テレビで再見した。

いやいや、まったく。。。この映画、、殺しに美学はあまり感じれないし、犯人の動機というものがいまいちはっきりしない。

そのうえこの映画って犯人には血がついているけど、それ以前の殺人を彼がやったって証拠は?

それは犯人の証言しかないわけぢゃん。それで「あなたを尊敬している」ラストシーン。

そしてブラピは動揺しケビン・スペイシーを射殺・・・。

実によくできた映画ではあると思う。犯人を追跡しながらブラピは一度も銃を撃たないというのもまたよくできている。その「撃たない」がラストへ繋がるのだから。

だけどいまいちぱっとしない。雨が降ってるカットから降ってないかっとへ、そしてまたは降ってるかっとを・・・。少し手抜き?

まぁ細かい事はどうでもいいと考えても、どうもしっくりこない。

犯人の手口はエグくてなかなか美しい・・・。(やっぱ『カル』とか『フロム・ヘル』みたいに計算された殺しの方が美を感じるが、この映画もそれなりに計算してるから許す)

だけどどこかたりない。わからない。その何かが足りなさがわかったとき、現時点3点から再見して4点に点を上げ、さらに5点になるか?それとも3点に舞い戻るか?が決まる。

考えて、考えて、考えて・・・・・・

この疑問だけが残る。

「何かがたりない」犯人の動機とかそんな些細な事じゃない何かが・・

(評価:★4)

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