とりあえず、応援団が自分語りするのは一般的なのでしょうか？　野球部の応援なんか行ってもないので知りませんけど。あと、「滅私応援」とか格好つけておいて野球部しか応援してないのはなぜですか？　吹奏楽部の指揮者の言葉が真理。「野球部を応援したら、野球部は僕たちを応援してくれるんですか？」。

そんなだから、「滅私応援」の精神は理解できるが、何のために応援しているのかが全く理解できない。野球部が甲子園に出ることが「応援」の目的ならば、それはその学校の校歌を歌う資格などない。野球部を応援するということが、間接的に何を応援しているのか。応援対象⇔応援者、という二者関係しか無い。だったら学ラン着る意味なくね？　あ、ファッションだから必要なのか。

大体、「硬派」とか言っているけど、「硬派」ってそもそも何ですか？　そんなことを純粋に考えもしないで、形式的な「硬派」をなぞっているだけなら、何の意味もない。敵方（不知火高校）の応援団にしてもそうだけど、少しくらい「硬派」の意味を考えた上で、弊衣破帽のバンカラスタイルをやって欲しい。

その考えた結果が、なんだかんだで「自分も頑張らないと応援出来ない」という平凡なスピリットだけでしかないのなら、それは一体「何」を応援しているというのか？　そうじゃないだろ。そんなじゃないだろ、硬派って。女を作らないとか、そういうんじゃないだろ。自分も頑張るのは大事かもしれないし、応援に体力がいるのはその通りだと思うけど、でもそんなんじゃないだろ。知らんけど。

――ま、別にいいんだけどさ。そりゃあんな可愛い女の子に応援されたら頑張るよ、普通の人は。別に応援団やらなくても、いいんじゃね？とか思っちゃう俺はミーハーですか、そうですか。