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[コメント] プリズン・オン・ファイアー(1987/香港)

緊張感の持続と、あんなお荷物にしかなりそうもない眼鏡野郎を助けまくるユンファ兄貴は真の男だ!俺はできねぇ・・・ 2004年3月30日ビデオ鑑賞
ねこすけ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







秩序が乱れた刑務所の中に張り詰める、終始持続し続ける緊張感。凄い。話としては、どうもチョウ・ユンファレオン・カーフェイを助け続ける理由がイマイチ分からなかったけど、最後まで必死に守り通すその姿は本当にカッコイイ。当に兄貴。

友情の熱さとしては、彼がジョン・ウー作品でやってきたモノほどは感じなかったし、大体兄貴の髪型、ちょっとダサいですよ。そのまま太って歳とったらサモ・ハン・キン・ポーみたいじゃないですか?(暴言

悪徳看守、ヤクザ野郎ドモから睨まれる、まずそうな飯、ありがちな描写の連続に、大して捻りの無いストーリーだけど、それでもこれだけの緊張感が出せるのは凄い。クライマックスの、兄貴の看守へのドロップキックも壮絶なんだけど、何か今ひとつ足りなかったんだよな・・・

兄貴の粋な漢詩(漢詩、と言うのが最高ですね)も良いんだけど、やっぱ俺は台詞で熱い説教して欲しかったな。

それでもまぁまぁ面白かった。

しかし、アメリカの刑務所映画はカマ堀り、香港の刑務所映画は暴動、ってイメージあるんですけど・・・。ちなみに日本の刑務所映画って『刑務所の中』くらいしか思い浮かばないんですが(爆死

どうでもいいけど、本当に飯がまずそうですね。

(評価:★3)

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