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[コメント] キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002/米)

透き通った青空を見たときに似た哀しさを感じさせる映画。
solid63

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







自分がちょっと滅入ってたこともあって、もっとおバカなお笑い映画を期待して見に行ったのだけれど、良くも悪くも期待を裏切られた感じ。「そんなアホな!」というエピソードが連続するし映像も60年代の気分を再現していて華やかなんだけど、実は親に捨てられた子供の淋しい物語。詐欺の手口が大胆なだけに余分に。 ちなみに原作本はエピソード的には似てるんだけどもっとドライ。「淋しさ」を打ち出したスピルバーグの演出は結果成功だったかなというか原作の半分くらいスピルバーグがいじったって感じかな。ちなみに原作本の日本版タイトルは「世界をだました男」。映画がそのタイトルで公開されなくてほんとに良かったです。タイタニックの時よりディカプリオを演技派だと思った。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)リア peacefullife[*] 映画っていいね[*]

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