公開一ヶ月以上たって見てきました。あんまりいい評判聞こえてこなかったんで、個人的にはこの夏１番の期待作だっただけにヒヤヒヤもんで臨みました。

・前述のようにオープニングであの音楽がかからなかった時点でズッコケ。

・「何でこんな不細工になっちゃったの？」って個人的に思えたジョン・コナー、それとこれも個人的にですが「うわあ、こいつがヒロインかあ…トホホ…」のクレア・デインズ。

・T-Xのクリスタナ・ローケンの登場シーンは「やった！全裸だ！」と下品に喜びました。でも髪で肝心なとこ隠してる…。サイボーグも気使うんだ（笑）。でも全般的に彼女は魅力的に映ってたと思います。アップにした髪形も効果的だったのかな。

・でもT-XってT-1000より弱いんじゃ…トイレでT-850と互角に戦っていたし…。ラストも今までのターミネーターでは一番あっけない。あの爆発後もしつこく出てくるかと思いました。

・首の皺が随分目立つ年齢になったシュワですが、映画では処理を加えた（と思います）お陰で、肌にある程度張りがあってホッ。

・シュワのターミネーターとしての存在感がシリーズ中で最も薄い作品でしたね。やっぱ「T2」でのT-800の描き方は相当気を使われていたことを再認識。

・アクションシーンはCGの粗が目立つ部分もあったけど、かなり健闘してました。何よりワイヤーアクションがなかった（部分的にはありますけど、目立たない）ことが嬉しい。やっぱりターミネーターは重力を感じさせるアクションがピッタリです。

・ラストはある意味予想外でした。でもこの作品の展開＆終わり方じゃ前２作の意味合いがなくなっちゃいました。シリーズ存続のため前２作をリセットする、という展開は予想を超えてました。って言うか「こんなのアリ！？」と思えたほど。

結論：心配してましたけど、ある程度の仕上がりになっていたことにまずは安心。でも「T２」に比べると、何か安い感じを受けます。もちろん今作の方が前作より金はかかってるんでしょうけど。とまあ色々不満はあるけど、プレッシャーがあっただろうに「頑張ったな！ジョナサン・モストウ！！」と素直に称えたいですね。