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[コメント] ハイ・クライムズ(2002/米)

なんだか、アシュレー・ジャドモーガン・フリーマンも、一生この手の映画のイメージがついて回りそう。特にジャドは「できる女」ばかり。たまには妹役のような「ダメな女」になってね。(『あなたのために』は、もう一つ魅力的じゃなかった)。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







で、結局、誰が何をしたの?夫と眼帯男は何したの?その上司の指示?。だったら、はじめから裁判しなきゃいいのに。エルサルバドル人の男、都合良すぎ。

こういう消化不良ものがでると、自分で結末のストーリーを勝手に考えてしまいます。

・・・・「この男に対する告訴を取り下げる」。歓喜こだまする軍事法廷。その瞬間、グライムス(モーガン・フリーマン)が「ちょっとまったぁ」と飛び込んでくる。エルサルバドル人の男をつれて・・・。

男は叫んだ。「あの男がみんなを殺したんだ!」と眼帯男を指差して。場内は騒然、警備兵たちがあわてて駆けつけるが、眼帯男はいきなり銃を取り出し、男とグライムズを撃とうとするが、中尉がかばい撃たれる。眼帯男はその場で射殺される・・・。

幸い、中尉は命に別状は無く、妹のジャッキーがそっと寄り添う。二人を病院に送り、クレアと夫は、グライムズとエルサルバドル男にお礼をいい、家に帰る。しかしグライムズは何か腑に落ちなかった。ヒューストンで殺された男の妻は「犯人は左手で構えて夫を射殺した」といった。しかし、眼帯男は右手に銃を握っていた。 左で銃を扱える男といえば・・・・!!。はっ!と気づいたときには、夫婦を乗せた車は出発した後だった。

・・・・・・・・・いくらやっても、軍がこの男にだけ罪をおっかぶせて、死刑にしてしまおうという意図が浮かんでこない。ただ一つ、アメリカ人学生爆破も、9人殺害もトム一人の犯罪で、本当に正義を持って裁こうとしているのに、クレアがしゃしゃり出て、かき回しているという場合をのぞいて。なにか軍の陰謀か失策なら、そのまんま隠したままにして、トムを逮捕しなきゃいいのに。子宝に恵まれて、仲良く二人で暮らせたのにね。

(評価:★3)

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