実在の人物の伝記映画は、時々その人物が亡くなったタイミングで公開されることが多い気がする。『Ray』とか、『ドミノ』とか、企画段階では存命だった。セロン主演の『モンスター』も、そうでしたね。この映画もそうだったのでしょうか？

アレサ自身が、「私を演じるならこの娘がいい」と言っていたジェニファー・ハドソンが主演で、『ドリームガールズ』のシュープリームスにより、イメージに近いかも。アカデミー賞の候補にまた挙がる可能性はありますね。

内容は、波乱万丈のアレサの人生の映画化、ということで、わりと想像した感じの映画でした。ただ「少女時代の妊娠」はびっくりしました。あの時部屋に入ってきた男は誰だっけ？ちゃんと確認してなかったが、役名のある人（スモーキー）だった？。

この映画を見て、少し前の『アメイジング・グレイス　アレサ・フランクリン』（こっちは伝記映画）を見逃したことが悔やまれます。

ストーリーとしては父親役のウィテカーと、祖母のキンバリー・スコットが、映画を引き締めてました。