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[コメント] AVA/エヴァ(2020/米)

割れアゴ才女・ジェシカ・チャステインの新作は、バリバリのアクション映画です。が、あまり「殺し屋パート」は精彩を欠きます。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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殺し屋エヴァ、「不安定だから」って理由で、抹殺命令が下される。これ自体が全く解せない話だったりする。ターゲットに「なんであんたは殺されるの?」って聞く。それはなぜか意味不明だし、判らないが、わざわざパリまで行って、それを盗聴して、それを理由に抹殺しようとする。この暗殺団は「必殺仕事人」じゃないんだから、必ずしも恨みを買った「悪人」だとは限らないだろう。「依頼人」にとって邪魔だから「暗殺」されるわけで、理由を聞くことで、「私はこれこれで、命狙われてます」と言われたりしたら、同情して「暗殺をやめたりする」のだったら、消されるのは判らないでもないが。

という愚痴から始まったが、ジェシカには、暗殺者的な役は似合わないとは思うが、これも一種の「リーアム・ニーソン病」なのかな。

ところが、この映画はエヴァの「家族の話」が出てくる。この「家族パート」は面白かった。妹と元カレと、母親と亡き父と、そして元カレのギャンブル依存症。こっちだけなら、かなり高評価です。やはり「演技派」女優なんですね、ジェシカ・チャステインは。

(評価:★3)

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