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[コメント] ストックホルム・ケース(2018/カナダ=スウェーデン)

「ストックホルム症候群」という言葉が生まれる基となった事件をテーマにした映画。イーサン・ホークがおちゃめ。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「ストックホルム症候群」(人質が犯人に好意的になってしまう)という言葉が生まれるきっかけの事件なので、警察や首相側が、かなり冷酷で嫌味な描かれ方をしている。

そうすることで、人質たちだけでなく、映画を見ている私たちが、ラースに感情移入しやすくなっている。元の事件があるので、どこまでそれに基づいているのかは判らないが、「人質はレイプされていると思います」とか、そんなこと言わんくても!と思ったし。

そして、ラースはグンナーの釈放が第一目標だったわけで、そのグンナーが警察側と示し合わせているのはツライ話だ。

しかし、ラースを演じるイーサン・ホークがお茶目で、つい私も感情移入してしまった。

結末は、まあそうなるのは仕方ないですね。ある意味ハッピーエンド?

(評価:★3)

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