女性騎手をめざすミシェルの奮闘記。はじめは毎回ビリだが、ついに優勝。そして連勝。しかし父とのすれ違い。ところが落馬で生死をさまよう大けが。そこからもう一度立ち上がる。

ここ。ここが大事。いきなり「出走1000回、優勝300回、落馬〇回、骨折〇回」のテロップで、秒で完全復活。見ていて「？？」と面食らった。上映所間９８分の映画ですが、ここをもうあと5分長くてもいいから、例えば「リハビリにくじけそうになって、がんばって、馬に乗ることができて、復活の1勝で」というような復活への努力を、映像で細切れのシーンでいいから、描かないと、見ている気持ちが盛り上がらない。

そういうちょっとした所で、ずいぶん印象が変わると思うから、損をしていると思う。