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[コメント] マダムのおかしな晩餐会(2016/仏)

パリに集う、国籍も身分も違う人々が織りなす悲喜劇。ちょっと辛口な『スパニッシュアパートメント』と言えなくもないが、もっとある意味「厭らしい映画」
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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パリに住む米国人と英国人の夫婦、アイルランド人の美術商、フランス人の語学教師、そしてスペイン人のメイド。そのメイドが中心となった身分違いの恋。そして人々が抱える悩みと不倫模様。辛口な切り口で皮肉で毒づく。そういうストーリー、そして恋の行方は・・・とおもったら、という結末。結末はハッピーエンド?判らないが、結末は明示されなかった。想像に任されてしまった。

息子の小説の題材として弄ばれたマリアの足取りが軽やかだったのが救いだが、美術商は片棒を担いでいたんだよね、「二人のハッピーエンド」にはなりえないところは評価は分かれるだろう。私は「否」に近い。

そしてトニ・コレットはすごく嫌なマダムを演じていますね。きれいでありたい。女でありたい。メイドごときに話題が集まるのが我慢ならない。露骨にマリアを見下す姿は正直怖い。

(評価:★3)

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