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[コメント] ルイの9番目の人生(2015/カナダ=英)

ちょっとヒネて、かわいくない少年ルイ。ジャンルがミステリーかサスペンス、はたまたSFか?ちょっと皮肉も効いている。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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9年で何度も死にかける少年ルイ。そして不仲の父と母。そしてドクター。ルイの命に関するミステリーと、母ナタリーをめぐる周囲の噂と謎の手紙、父の失踪、そして海草人間。見ながら、着地が予想できない、不思議な映画。

それでいて、最後の父のシーンで、泣きそうになってしまった。そういう展開は予想してなかったから、グッときたよ。

くらべて、ドクター。気づかなかったが、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の彼だったんですね。なるほど「そういう展開」は得意技?

女刑事が、ちょっとイヤ〜なカンジの皮肉で、映画にスパイスを効かせていて、カウンセラーの椅子キーキーのドクターが、いいカンジで場を和ませている。

中盤以降は、ルイよりも、母親ナタリーの謎が深まる。父は誰?ナタリーの言う通りなのか?彼女はルイを愛していたのか?そしてパスカル先生、弱すぎ。比べてこの映画の女性陣は、みなナタリーに辛口だ。男ってバカだね。

(評価:★4)

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