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[コメント] Death Note デスノート 前編(2006/日)

冒頭の「日本テレビ」!!ってクレジットが、すんげ〜大きく出てたから、いやな予感はしてたんだけど、案の定、いかにも「日本テレビのドラマです!」(それも土曜9時からのヤツ)って感じだった。・・・って絶対『セカチュー』や『電車男』みたいにドラマ化するつもりだろ!日テレっ!
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







全体を通して感じたことは「薄い」ということ。なんか大急ぎで作りました!って感じで、それこそドラマのスケジュールで作ったな!という印象。比べるのも変な話だが、先日見た『嫌われ松子の一生』が、映画の隅々までに散りばめられた創意工夫、見るものを楽しませようというサービス精神に満ち溢れていたな(あくまで私の主観です)と思ったのに対し、「原作」という材料の上っ面をなぞったような「薄さ」を感じてしまった。「映画」ではなく「ドラマ」の印象に近い。

かといって『トリック2』とかが、「映画だから!」と仰々しいものになってしまったら、引いてしまうだろう。あれはあれで、「ゆる〜い」感じを「映画でも保つ」ことが重要だったりする。「別物」にしてしまった『スカイハイ』に大激怒したのは私です。

やれ「アジア○ヶ国で上映決定」とか、上映前から大花火をいっぱいうちあげた本作。内容よりも、その「スタンス」は私は好きではない。

とまぁ、本題ではないところに主観をおいてしまったので、色眼鏡で鑑賞したのはたしか。「そんなに悪くも無かったけど、たいした映画でもなかったな」が僕の印象。女子高生たちがキラについて議論をしているところとか、警察での「会議」のところとか、とにかく「棒読み」ばかりで、すんげーイラつく。あとデスノートで囚人が死んでゆく様は「ギャグ?」。

ちょっと感心したのは「秋野詩織」というキャラの使い方。原作に無いポイントであり、冒険であったが、ここは成功していたと思う。

ということで大甘だけど3点。

(評価:★3)

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