ダミアン君は別に悪魔と言う感じでは出てこないし（と言うかオカシクなった両親に振り回された普通の子供でしょ）、

親は何だかワカラン偶然とも意図的ともつかない事実に振り回されて、 悪魔だのなんだのてんてこ舞い。

かと言って、では我が子を悪魔だと言う風に決め付けて、そこに見える人の悪意があるか、と思えば、

父親とかのキャラクタの描き込みが薄くて、 何を考えているか、どう言う意思をもっているか曖昧で、ドラマもイマイチ生まれてこない。（個人的には我が子の様に育ててきた子供を自分の理性、判断力の平衡感覚が狂い殺してしまうと言う図を見たかった）

だから正直、悪魔だのなんだの仰々しい、記号を持ってこられても別に頭の中には残っても感情面では揺さぶられない為に別に恐くない。

そして、ふと思ったのは、これは育児ノイローゼですか？、って事だけです。

それにこの映画今更見たってさ、悪魔だの何だの言われるだけで、冷めるのよ、正直。

それとやっぱり何が何に悪意や嫌悪感や落ち着かない気持ちを漂わせているか、この映画からは感じる事が出来ない。

だから、やっぱり只の記号の羅列だけで繋げた、ホラーなんだろうなぁ、と思います。

後、一つ。

墓あばいてあんな真っ白な骨があったら、正直骨董品にしか見えないな。 （普通あんな白く無いだろうし、赤ん坊の骨があそこまでの形で残っているのも 映画とは言え正直冷める）