[コメント] 2LDK(2002/日)
小ネタですが爽快感だけはたっぷりと詰まってますよ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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閉じられた空間でのバトルを描くというテーマで二人の監督が競作した作品で、一方の北村龍平が『荒神』で寺の中でのハイパー時代劇バトルを描き、堤監督は現代を舞台に描いていた。
『荒神』が北村監督らしいひたすらのバトルだったのに対し、本作は限られたスペースに本当にいろんなものを詰め込んだ内容になっているのが大きな特徴。
女同士の嫉妬から始まって、戦いがエキサイト。最後は武器まで持ち出しての壮絶な戦いになっていく。一体2LDKの中にどんなものを隠し持っていたんだ?というレベルの武器にまでなり、ほとんどリビングデッドものっぽくまでなってしまう。恐るべきは女の情念だが、これがなかなかに爽快。怪談話とアクション。それにコメディまでも取り込んだ豪華極まりない話になっている。
女性同士の感情のぶつかり合いという以外にはリアリティはゼロで、ほとんど馬鹿げた内容にはなってるものの爽快感だけはたっぷりとあるので、結構楽しく観ることができる。結構お薦め。
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