[コメント] 最後の戦い(1983/仏)
不気味な迫力ながらコミカルさを忘れていないジャン・レノは魅力充分。この人は喋らない(この場合「喋れない」だけど)方が迫力あるね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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近未来作品というとどうしても『マッド・マックス2』を思い出すが、それに近い世界観。ただし、誰もしゃべらないと言う特異な状況描写の中行われるドラマ。それだけに物語は推測するしかないのだが、結局これは女を求めて戦う男達の物語になるのかな?
これはリュック・ベッソンの初長編映画監督作品だが、低予算ながら面白い作り方をしていて、観ていて楽しめる作品となった。キャラクターに全く喋らせないと言う特異な状況の中、思いもかけないものが空から降ってきたりして、飽きさせない工夫はちゃんとしている。
ところでラストだが「女を探しに出掛け、結局探せずに戻ってきたら、実はそこに女がいた」という風に解釈するなら、この作品は大人版「青い鳥」になるんじゃないか?
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