[コメント] アンブレイカブル(2000/米)
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『シックス・センス』で驚かされた私としては、シャマラン監督&ウィリスのコンビで作られるって言うのだから、期待せずにはおられず、勇んで劇場へと向かった。
監督らしい暗い映像を基調としつつ、不意に驚かされる演出、そして意外性のあるラストと、やっぱりシャマラン監督らしいケレン味が全体に流れているし、何より変にマニアックなところが気に入った。漫画文化は元々アメリカにもあったのは分かるが、最近は日本の漫画も多量に入り込んでいっていることが分かった。
こんな所にも文化侵略が…
そもそもアメリカのパルプによる漫画は日本と異なり、複数の作家によって描かれているし、設定やストーリーなども固定されているのは大まかな部分のみで、結構好き勝手に改変されていたりする。それを整合性持たせようと、アメリカのおたくたちはどんどんマニアの間で設定を補完していくわけだ。長く続いたスーパーマンとかバットマン、X-MENなんかは凄い数の枝葉があり、それをどれだけフォローしているかでオタク度が決まるらしい(ニコラス=ケイジなんかは結構なマニアらしいとも聞いた)。これは漫画のみならず、長く続いたシリーズのテレビ・シリーズ、例えば『スター・トレック』なんかも凄い枝葉があったりする(トレッキーと呼ばれる人間、日本にも結構いるけど、向こうのマニアはシャレにならないほど詳しい…この辺は『ギャラクシー・クエスト』でやってたな)。
えっと…あれ?何の話だった?(笑)
まあ、シャマラン監督は、実はもの凄えオタクだったと言うことで…違うか?
どうでも良いけど、ヒーロー一人作るためにあれだけ無関係の人間をぶっ殺しておいて、結果的に二人ほど助けただけ…これって人間ができる究極の趣味かなあ?
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