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[コメント] ヤマトよ永遠に(1980/日)

しかし、そろいも揃って敵役は「ヤマトの諸君」と言う呼びかけを使うよな。
甘崎庵

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 ヤマト新シリーズの第2作。今回はヤマトの爆破シーンという衝撃的な映像が流れるが、それよりむしろサーシャと言う新しいヒロインを送出した事の方が明らかに売りであろう。強引な設定により生み出されたヒロインは、強引なストーリーによってあっけなく殺される。しかも極めて短い生の中、恋も成就しない。つくづく薄幸のヒロインだな(そりゃ、相手があれじゃ倫理的にやばいけど)。

 しかし、波動エネルギーが怖いから地球を征服した暗黒星団は良いけど、何でだまし討ちみたいなことしか出来ないの?もう少しいい方法はいくらでもあるだろうに。それに何?波動爆雷って。波動エネルギーって言うのは爆弾の中に押し込められるようなエネルギーなの?

 それに、ヤマトもヤマト。一作目から、地球が危ない→ヤマトがある→敵の本拠地に突っ込む。と言う強引な三段論法のスタイルは全然変わっていない。それだけでよく続けてこられたもんだ。

 無茶苦茶書いてはいるが、筆者は決してこの作品を嫌いではない。特攻精神こそがヤマトの醍醐味であり、そしてこれほど燃える設定のアニメはなかなかないから。それがたとえ空振りに終わろうと…変な作品には違いないけど。

(評価:★2)

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