[コメント] ルイ・ブラス(1947/伊=仏)
コクトーが脚本で入ってますけど、むしろ美術の方で実力を発揮したように思えます。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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王宮を舞台にピカレスクドラマとメロドラマを合体させた悲劇で、豪華なセットと美男美女の共演を楽しむ事が出来、全般的に大変ゴージャスな内容に仕上がっている。
物語のテンポも軽快で、なかなか楽しめるのだが、ラストの悲劇に持って行き方はもうちょっと工夫した方が良かったかな?設定も甘い感じ。フランス映画の常で、その辺はあんまり考えずに観るべき作品なのかもしれない。
脚本はコクトーが書いてるのだが、物語よりも美術的なセンスの方に力が入ってる感じ。この作品に関してはマレーも演技者としてはもうちょっと頑張って欲しかった感じ(この人黙って立ってるだけで絵になるんだけど、複雑な演技はあんまり得意じゃないと見える)。
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