[コメント] 殺し屋1(2001/日=香港=韓国)
痛い。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
映画を観ていて、自分にまで同じ暴力が及んでいる気がして、痛みに耐えるので必死だった。
鑑賞中ものすごい引きつった顔をしていたと思う。はっきり言って映画館から逃げ出したかった。
でも目はスクリーンに釘付け。
自分の中から沸き起こる不思議な感情に戸惑った。
快感。いや、怪感か・・・。
原作を読んだときには感じなかった感覚に襲われた。
原作があまりに素晴らしいので、映画化を聞いたときはどうかと思ったが、これ以上の出来はないだろう。現に俺は原作以上に興奮している。
ちょうど、『時計仕掛けのオレンジ』を始めて観たときのような・・・(もちろんそれには及ばないが)。似たような感覚かもしれない。
ラストについては原作を読めば、ある程度の統一した解釈が持てるだろう。あえてここに書く必要もないか・・・。
まぁ、俺はどちらでもいいと思うのだ。
映画の中の人間達と、同じ痛みを味わい、同じ快感を味わうことが出来れば、何も言うことはなかろう。
嗚呼、痛かった。
でも、もう楽になれたね。気持ちよくなれたね。
マー君。イチ。そして俺。
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