[コメント] 日本の黒い夏―冤罪―(2000/日)
シネスケの黒い夏
日本の刑法は「推定無罪」が原則。
裁判で有罪が確定するまで、どんなに疑わしい人物でも無罪だと人権を擁護し、疑わしきは罰しない。
あえて実名で書くが、河野義行さん、あんた最高の漢だよ!
俺には何も出来ないが、あんたのその強さに涙を流させて貰ったよ。
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さて、この作品を観るにつけ思い出すは、この夏に起きたかっきーさんへのバッシング事件だ。
私自身も当掲示板での釈明を求めたが、あくまでも釈明である。それは謝罪を求めたのではない。沈黙は数々の憶測を認めたことになるからだ。
河野義行さんも、もしあの時サリンガスで亡くなっていたのなら、釈明も出来ず事件の犯人に仕立て上げられていたであろうから・・・。
本作はドキュメンタリータッチで映画としての面白味に欠けるとの意見もあるが、報道批判を冷静な視点でおこなっているところが、私は評価に値すると思っている。
あの時点で私はかっきーさんを擁護するような勇気もなければ、疑いの心を持っていたのは間違いない。だが、本人が否定するならネット上の人格でもかっきーさんを信じている。
ゆえに本作をかっきーさんに捧げる。
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