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[コメント] E.T.(1982/米)

俺は再び母親役ディー・ウォーレスの笑顔を見たかったんだ! =「20周年アニバーサリー特別版」鑑賞=
アルシュ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この映画で一番のオバカさんは?

それは、メキシコに消えた父親。自分の子供たちの一世一代のイベントをオンナのために見逃すとは、情けない。

子供こそ、この世に残すべき自分が生きた最高の証(あかし)であり、子供の幸せこそ何ものにも優るんだよ、バーカ!(←完全に親バカ)

その点では母親役ディー・ウォーレスの笑顔を観るだけでも価値がある。彼女はE.T.と別れるエリオットを見るにつけ、その場にへたり込んでしまう。ところが異星人との心からの友情の交歓に笑顔をこぼすシーンがある。そこが大好き。彼女は我が子の成長にこの上ない喜びを見出したのであろう。

加えて言うなら、憎いねぇ、E.T.! 「胸が痛い」「いつまでも心の中に」は、言葉のもつ意味を最大限理解している証拠だYO。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)月刊ムー chilidog[*] 甘崎庵[*] torinoshield[*]

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