この映画は僕にとって青春そのものでした。香港映画にはまったのもこれを見てからでした。とにかくフェイ・ウォンのしぐさのかわいさですね☆女の子にふられた時、何回も見たっけ・・・。ナレーションのせりふの言い回しが秀逸だと思います。「その時、彼女との距離は０、１ミリ・・・」王家衛の映画はどれでも、ナレーションのせりふが頭に残ります。また、映画全体も短いのですが、一つ一つの物語りがそれぞれ上手くコンパクトにまとめられているのも、よいと思います。トニー・レオンの出てくる２話目もすごくいいのですが、１話目の金城武の気持ちがものすごく身にしみて、感情移入しまくってしまいました。最初に見たのが若い時だったからこそ素直に感動できたのかもしれませんが、やっぱり今でもこの映画を見ると純粋に恋がしたくなってきます☆