[コメント] キリング・フィールド(1984/英=米)
ハイン・S・ニョールにはアカデミー助演賞ではなくて主演賞を与えるべきだった。
挿入歌「イマジン」を歌ったジョン・レノンと同様に、ニョールも射殺という悲劇的死を
迎えたのも何かの因果か。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ハイン・S・ニョールの演技が鬼気迫るがゆえに、名優マルコヴィッチもジュリアン・サンズも 色褪せてしまう。 クメール・ルージュの暗殺されてしまうヒューマンな指導者とか、ベンツのマークを贈られたゆえに ニョールの命を救うクメール・ルージュの少年などサブキャラクターのエピソードも 上手い。 米国人新聞記者が、死地から抜け出して本国に帰国し、精神を安定させるために聴く 曲が、プッチーニの「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」というのも 興味深い(名テノール、フランコ・コレッリの圧倒的絶唱も感動的!!!)。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。