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[コメント] セイ・エニシング(1989/米)

ビデオを見ていたら……
ユリノキマリ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 ジョンが、ヒステリー気味の姉ジョーンに向かって、「ティム(姉の元ダンナ)が出ていったことは気の毒に思うけど、八つ当たりするな」と軽くいさめ、さらに「僕はティムじゃない“I'm not T.I.M”」と言うシーンがありましたが、そこでどうしても、「ゴルゴ松本ほか1名」の顔が浮かんでしまい、参りました。でも、もちろんジョンのせいではありません。  ジョンの好感度たるや、もう掛け値なしという感じです。もしも現実には嫌な奴だったとしても、私にとってのジョンは、永遠にこの映画の中のロイドそのものでしょう。アイオン・スカイの可憐さも忘れがたいものですが、アイオンの父を演じたジョン・マホーニーのスノッブな嫌らしさが、この映画の隠し味だったと思います。苦いハッピーエンドが印象に残ります。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)makoto7774[*] mize[*]

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