コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 暗くなるまで待って(1967/米)

盲目のヘップバーンの恐怖がよく伝わってきた。彼女の作品としては異色だが、シリアスなサスペンスものでも彼女の魅力が光っていた。
kinop

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ヘップバーンが演じていた作品としては異質。メルヘンチックな作品や彼女の可愛さを前面に出す作品がほとんどで、こういうシリアスなサスペンスは一つもなかった。もちろん、どの作品の彼女も素晴らしく彼女の魅力があふれている。しかし、この作品では盲目の人妻が主人の留守中に暴漢に命を狙われるといった今までにない役を演じていた。可愛さだけではない女優としての天性を私達に見せてくれたのがこの作品だと思う。悲しいかなこの作品を最後に長い間スクリーンを離れてしまった。

殺人鬼を演じるアラン・アーキンもいい味を出していた。因みに個人的に懐かしく思うのは、留守中の旦那さんは子供の時に見たアメリカのTVドラマ「FBI」のエフレム・ジンバリスト・Jr.

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。