コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] うる星やつら 完結篇(1988/日)

TVシリーズは勿論の事映画版にもなかった恐ろしいエピソードが展開する・・・。
HILO

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ラムとあたるがTVシリーズでは見せなかった大喧嘩をする。 痴話喧嘩というレベルではなく破局寸前の状態にまで悪化する。 ラムがあたるを嫌いになる瞬間。 そしてクライマックス。映画版で唯一感動出来た。見応え充分。

「好き。」の一言が言えない為に10日間死に物狂いで走る回るあたる。

私はロマンティストなので「愛してる。」の一言は言うようにしてるから、 あたるの気持ちは残念ながら理解出来ない。

最後の土壇場であたるがラムの角を落として、 それに気付いたラムがあたるの本音に気付く。

破局寸前の大喧嘩にまで悪化したのでこの些細なシーンが凄く感動的なシーンに化けた。

ラムとあたるのマジギレシーンは背筋がゾクッとしてしまう。 ラムはあれほど惚れていたあたるをついに信じられなくなる。 あたるは知性派の面堂をも圧倒しそうな迫力。

普段はふざけあってる二人だからこそ真剣になれば怖い。

最後の最後まで命がけで意地を通すあたる流の愛し方。 意地っ張りもここまでくれば立派だと感心する。

結局、最後まであたるが「好き。」と言わないのが『うる星やつら』らしいのだが・・・(笑)。

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。