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[コメント] 宇宙人東京に現る(1956/日)

せこい。笑うしかない。ポスターはそれらしい。
ぱーこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







星形宇宙人の造形にやられた。眼がある!、と★3つのコメントを書いているが、正直未見でコメント書いたとしか思えない。amzon prime で過去作品を見ていて、間違えて角川の見放題月額333円?とかいうのをクリックしてしまった。

この映画は子供時代からポスターは目にしていて、この星形宇宙人はもっと巨大でビルの屋上と目の位置が同じくらいだと思っていた。ウルトラマンの感覚である。今回時間潰しに見て見たが、話はまんが並で特撮も貧乏な大学の映研なみ。役者がまあ普通の人々で子供をあつめて大変だったろう、と思った。

冒頭渋谷ー吉祥寺の井の頭線が焦げ茶色の車両、飲み屋は宇宙丼?、昭和の民家とロケやセットがとても懐かしい。惑星Rの接近下の暮らし戦時中の避難生活を彷彿とさせる。そうした記録的興味は尽きなかった。それにしても宇宙人の出現を夕立警報みたいな日常会話に落としこんでいる庶民感覚がすばらしい。ずっとこの路線で押していけば別種の映画になったっと思う。原水爆は戦後の日常的な恐怖の対象だったのもよくわかる。

(評価:★3)

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