[コメント] バッド・エデュケーション(2004/スペイン)
現実のなかに呼び起こされた記憶を物語として捏造するにあたって真実を検証せざるを得なくなるという無限回路。この混乱こそ、人が人たるゆえんの証しであり、その錯綜の視覚化こそが映画の魅惑。アルモドバルによって剥き出しにされる時とともに朽ちた初恋の傷痕。
(ぽんしゅう)
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