[コメント] 新選組始末記(1963/日)
土方(天知)の非情さを、そ知らぬ顔で受け入れて局長へとのし上がる近藤(城)のふてぶてしさ。「誠」の文字の裏に蠢く権力争いの醜さに、愚直なまでの武士の誇りで耐える山崎(雷蔵)。本多省三の切り取る画に、人の業と意地を塗り込めたような深みがある。
(ぽんしゅう)
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