[コメント] 東京キッド(1950/日)
エノケンのスピード感、アチャコの存在感、ひばりの異物感。物語は平板な展開なのだが、それを構成する個性が強烈だ。いつの時代も大衆は、より平易でより濃いものを求めるものだ。当時、人気絶頂だったという川田晴久の魅力がいまひとつよく分らない。
(ぽんしゅう)
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