親分から逃れるために頭を剃りスキンヘッド頭を披露する藤村志保。唐突の展開に、ついつい笑ってしまいました。

それにしたって、誤解で片腕斬られたのに雷蔵を許してやる相手親分の懐が深すぎ。そんでもって刺客が弱すぎ、バカすぎ。雷蔵主演だと、仁侠映画でも時代劇に見えちゃう。まあ、藤村志保の坊主頭が拝めるのだから許すとしよう。

せっかく成田三樹夫が出演しているのだから、もっと活躍させて欲しかった。大映時代には、まだヤクザ映画で本領を発揮できなかったと見える。