[コメント] ひとり狼(1968/日)
女は「家」を選び、男は「全て」を捨てた。残酷な話。 忠実に再現された「渡世人のしきたり」も勉強になる。確かにテーマ音楽はダサい。
雨から過去の回想につながる編集が上手い。渡世人になる前の世間知らずの若者と、現在の“人斬りの伊三”と呼ばれるようになった非情な渡世人を演じ分ける市川雷蔵が素晴らしすぎる!!
寝床で(意味ありげに)子供が遊ぶようなデンデン太鼓を回してみる雷蔵。その後、道中で太鼓を叩いて遊ぶ少年と運命的に出会う。こういう暗示的な小道具の使い方にも感心した。
ボイス母さんも指摘されていたが、テーマ音楽が大袈裟でダサすぎるのが難点。
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