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[コメント] ラブドガン(2004/日)

こんなの「ハードボイルド」じゃないでしょ。
nob

 始まってから10分、何も話が始まらない展開の遅さが致命的に眠気を誘う。宮崎あおいの不思議少女と殺し屋の唐突な出会い見せられて「うへぇ〜」となると、間髪入れず少女に銃を突きつける殺し屋:永瀬。女子供に銃を突きつけてスクーター奪う殺し屋なんて、情けなくって見てらんねー。しかも銃の色が変な色に塗ってあって名前を付けている!?ハードボイルドっていうか逆に御伽噺ちっくじゃんか。

 この監督、思わせぶりだが意味のないスローの多用により映画全体のテンポを殺し、アーチスティックな絵を多用するが、特に意味はなく、フィルムと時間の無駄遣いとなっている。監督というよりカメラマンやってたほうが良いんじゃないの?  役者の芝居やキャラ設定、人間ドラマの描写にはあまり興味がないと見え、ほとんど退屈極まりない引きのワンショットの絵で芝居部分を収め、あと関係無い部分ばっかシコシコシコシコ絵をイジってる。んでもってどんだけめんどくさいのか、冷徹な殺し屋役の岸部に主人公の過去を説明する役をやらせてやんの。いい加減にしろっつーの。

(評価:★2)

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