コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] レ・ミゼラブル(1957/独=仏=伊)

ジャン=ギャバンの安定感が全て。しかしそれ故に主人公の懊悩が描ききれていない気もする。☆3.7点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







名作にふさわしく尺をたっぷり取った丁寧な作り。1832年の六月暴動以降の、バルジャンの最期までを描いている。

自分の記憶にあるジャベールの衝撃的な最期はこの映画のものと信じていたのだが、視てみたら違った。セーヌの欄干にビコルヌ(二角帽)を置き、背筋を伸ばした儘真っ逆さまに墜ちる、というあの画は、ではどこで見たのだろう?(TVドラマかも)

自分の中では余り印象の強くなかったエポニーヌが、何とも頭の悪そうな、それでいて印象の強い女として描かれていてのが面白い(原作通りなのか知らんが)。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。