『ナインスゲート』('99/☆2.7点)と『シークレット・ウインドウ』('04/☆2.8点)。(☆は'08年5/30現在の平均点)

だってパッケージが似過ぎているんですもの。デップの度アップ。

…ま、実際には間違えようもない映画でしたが。

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まず先に作られた本作より観賞。正直面白い。余計な外連味などないから『ダ・ヴィンチ・コード』('06年/☆2.9点)なんぞよりずっと面白い。(双児の収集家爺sとか、ポランスキーも確かに少々色気を出しているが、そこはアリ。)

まぁ強いて云えば謎がちょっとショボいかも。もう少し本の映像を出して観客にも(血眼になって)間違い探しに参加させて欲しかった。挿絵の問題だけで文章に謎が絡まないのも「謎本」にしては悲しいし、執筆した中世の悪魔研究家のネタももうちょっと広げて欲しい。

ラストは多くの観客がガックシ来たと思うが『ディアボロス』('97/☆2.9点)したらボロ出すのは目に見えてるからこれで良いでしょう。