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[コメント] 沈黙のパレード(2022/日)

これ迄『容疑者Xの献身』('08年)・『真夏の方程式』('13年)という佳作を世に送り出してきたこのTVドラマ映画版シリーズ、もう流石に今回は皆さん少々お疲れ気味だったようだ。☆3.3点。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
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私はTVドラマの方は全く視ておりません。

感想の羅列。主人公ガリレオも言っているが「物理学者が呼ばれる事件とは思えない」。たまたま現地に赴任していたとかやめてくれよ。事件関係者の店に出入りするのは依頼を受けてからか。

内海(柴咲コウ)が草薙(北村一輝)を心配してガリレオを召喚するのは悪いとは言わんが、彼らの関係性を知らん俺には説明不足で全く弱い。柴咲コウは綺麗になったのか落ち着いた物腰で、ちゃんとした役を振れば決定的な役割を果たせそうなのに、今回も腰砕けで腹立たしい程。『容疑者Xの献身』では余りに薄い扱いに呆気に取られたが、今回もその挽回は無かった。よく知らんのだが原作では元々は相棒は男だったとどこかで読んだ。その辺も関係しているのか。ガリレオと内海(柴崎)は噛み合わない描写が続き、彼らの間に恋愛感情は起きなさそうに思える。なら出すなよ要らないよ。

肝腎の事件は、肝腎の部分は最初に予想出来てしまった。尤も、もっと邪悪で救いのない展開を予想したので、本作の展開には結果的に救われ「そうだこれが東野圭吾クオリティだった」と思い出した次第。まぁ、映画にするには弱い事件だったネ。

最後エンドロールで、少年は出てきたのに吉高由里子が出てこなかった。再来年の大河主人公に酷い事するねぇ。

(評価:★3)

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