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[コメント] マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー(2018/米)

楽しい気分を満喫すると、ひとは「もう一丁!」と言いたくなる。★2.9点。
死ぬまでシネマ

観る方も儲ける方もね。いやー10年経つと流石に、…向日葵も萎びてきてたね。

前作『マンマ・ミーア!』('08年)で、何だかなぁ(何でかなぁ)と思ったのは、花婿役のドミニク=クーパー。向日葵の様な花嫁(アマンダ=サイフリッド)に対して「何かパッとしない奴を連れて来たな」と最初思ったが、観進めてすぐに、この登場人物の多い映画の中で敢えて埋没させているのだと判った。

そしてその事がこの続篇では完全に仇になっている。邪魔者は大恩赦祭ギリギリ迄遠方に流罪となった。俺ならホテル同様ビジュアルをがらりと変えて(役者自体を替えるかは別としても)寧ろ攻めに出るが、この保守的(Mamma Mia!)な映画では無理だった様だ。(→→アマンダとドミニクには現実に大人のご事情があったようで…)

同様に、映画は芋蔓式に増えて行くキャラ捌きの為に、過去パートでドナを囲む3士に何ともな連中を据えている。ダイナモスの二人はまぁ元(熟女パート)がアレだから寧ろ見事だが、この御本尊重視のコントラスト法は気に喰わなかった。脇キャラが立ってナンボと考えるのでね。

でもアンディ=ガルシアシェールは完全に理解不能。

(評価:★3)

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