自閉症やアスペルガー症候群に対して不勉強なのかも知れないが、集会のみんなが何だカンだ言ってもお互い了解し合っている様子が、正直違和感があった。実際あれはどうなのだろう？ 現実の世の中では他人を理解するのは難しく、自分さえも理解出来ないひとが増えている。それに対して彼らは彼らだからこそ結びつく事が出来た、という描写なのだろうか？

酷い言い方かも知れないが、あれではまるで役者が自閉症を演じているだけに見えた。ぼくが見たかったのは、結びつく事が非常に難しい存在同士が、難しい同士だからこそなんとか結びつこうとする、という描写なのだ。