[コメント] 松川事件(1961/日)
尼崎の列車脱線転覆事故に際してこの映画を視る。3.6点。
被告支援運動から生まれただけに、映画に出てくる被告たちが皆純粋無垢な善良びとに描かれているのが、逆に大きな仇となっている。勿論時代の制約も大きかろうが。高裁の裁判長を加藤嘉に演らせて、その弁は筋が通っている事で、体制者(殺す側)と非抑圧者(殺される側)の彼我を描いているのは巧いとは思う。
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