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[コメント] 仁義なき戦い(1973/日)

着流し路線から実録路線へ。東映の映画会社としての体力を、急激に燃焼させ、疲弊させた作品。
takud-osaka

昔、侍の合戦とは、戦いが始まると三々五々に特定の相手を見つけ、必ず一対一で「やあやあ我こそは、誰々が家臣、何々なーり。」とお互いに名乗りあって、助太刀などなしに正々堂々と勝負し、終わったら、勝った方は違う相手を探してまた同様に.....というものだったという。それを変えたのは織田信長。長篠の合戦で武田の騎馬軍に対して、問答無用で鉄砲を発射した。これにより、戦いの概念がそれまでとコロッと変わってしまったという。この作品は東映やくざ映画の歴史の中で、長篠の合戦の位置を占めた作品であると思う。その後の急激なる衰退ぶりを思えば。良かったのか、悪かったのか。私個人としては、限りなく「虚」の世界を貫いた健さんのストイシズムを愛おしいと思うのだが。この作品そのものの評価とは別にして。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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