ええと、グァイは宍戸錠で満場一致ってことで決まり。ロイは眼光の鋭さで渡辺謙。シンは、大人に成りきれない少年ぽさで坂上忍。金髪のマイクは、キャラは違うが見た目だけでプロレスラーの高山。そしてブタ顔のフェイは、昔お世話になった香港第○興商のＳさん。もう見た目もキャラもそっくり。かの有名な夜総会「ＢＯＳＳ」に連れていってくれて、勘定はこっちに持たせてちゃっかり一番イイお姉さんをお持ち帰りになった憎めない人。飄々とした感じがウリ二つです。

あの音楽は、なんだか耳に残る。チープな感じがジョン・カーペンターを思い起こさせる。

５人が乗るクルマは、昔のアコードと昔のブルーバード。最新のヨーロッパ車ではないところがいいですね。しかもアルミとか履いてなくてホイールキャップがついたまま。アコードのナンバープレートだけは「２００１」だったから高いのかも。

紙くずをみんなで蹴り回すシーン。サッカーっていうか、ネコだね。間寛平と池乃めだかみたいで笑った。

ド派手な香港映画と異質なストイックさもあるが、やっぱり「クール一徹」ではないケレン味優先なのが香港なのかも。あとちょっとって感じ。おもしろかった。