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[コメント] デンジャラス・ビューティー2(2005/米)

不惑を目前にした女優が、「本格派」とは違うジャンルの「娯楽(エンターティメント)」作品で、女を捨てて女を描こうとする。そんなエピソードと展開が満載。その、想像するよりも意外と難しいだろう事に挑戦している気概と、覚悟の程に一票。
uyo

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







わざと似合っていない風に、ださくシャネルを着こな「さず」、厚化粧、貧相なデコルテを晒し、皺くちゃの婆さんの扮装をし、よぼよぼを演じ、体の線がもろだしのぼてぼてのビックバードになり、極めつけは、外れたブラのパットをニットからぶら下げながら、「生理前症候群が!」と来たもんだ。

みっともない、見苦しい、ださい。女として、男には見せたくない恥ずかしい面を連ねている。せっかくやっとキメキメの、黒スーツでの登場シーンも、あっと言う間に車のクラクションで邪魔されてしまう。

でもきっと、その崩壊の先にこそ、ある、一つの「女のカッコよさ」を、彼女は信じたいのだろう、と、思わされたし、私も信じたい、かな。

全部の女子がそれを信じる事はないけれども、そういう事を信じたい女子がいる事を、許してはもらえませんか?世間様。

でも「3」ではもっとキメキメシーン増やして下さい(大笑)。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)sawa:38[*]

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