結局、印象的にへぇ〜と思ったのは力強いサランドン演じる母親像。隣家のボンボンのクリスチャン･ベールも合ってるかも。しかし４姉妹は前作のジューン･アリスンやエリザベス･テーラーらの個性的な面々の演じた作品の方が強烈な印象を残す。トリニ･アルバラード演じるメグはハッとする美人なはずなのにこれじゃウィノナの方が美人だし・・。そもそもジョーにしては彼女は小柄すぎる。キャスティングは疑問が残りますが映像は流麗。雪の積もった屋敷の風景は印象的。個人的に笑ってしまったのが病に伏したべスのクレア・デインズが発作の症状を熱演してるのですが頑張りすぎてなんか妙。これは『ドクトル・ジバコ』のラストにおけるオマー・シャリフと並んで俺の中では真剣すぎておかしくなっちゃってるシーンのひとつ。一応ウィノナはこれでオスカー候補になってます。