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[コメント] ビーンストーク・ジャックと豆の木(2001/米)

子供のために徹さずに、きちっと大人でも楽しめるように作っているのが嬉しい。キャスティングも絶妙で、キーを握るバネッサ・レッドグレーブの怪しげな設定など素直にワクワクしてしまった。
TOBBY

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







主人公が貧乏じゃなく、現在では豆を元手にリッチになっているというアレンジにも感心。主演のモディンも呑気そうなボンボン役がフィット。謎の女(ミア・サラ)の辺りの扱いがチープで惜しいけれど、全体のトーンは、かなり健闘。例によってボイトが悪役なのだが、ステレオタイプな役が続き過ぎて、バレバレなのも残念。ダリル・ハンナが巨人の女神役だけど、ちっとも奇麗に見えないのには衝撃を受けた。全体的には巧妙に出来たストーリーではある。でも巨人の親子のエピソードは残酷すぎてジュブナイルの枠を超えているような気がしたりも。余裕のある夜に、ノホホンと紅茶でも飲みながら童心に戻れる作品ではある。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)KEI[*] わっこ[*]

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